DeNA“2位争い5連戦”初戦に快勝 阪神に4・5差「CSを必ず横浜で」

阪神に勝利し、スタンドの声援に応えるDeNA アレックス・ラミレス監督=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神0-2DeNA」(24日、甲子園球場)

 2位を争う直接対決5連戦(26日は試合なし)の初戦を、DeNAがものにした。2位阪神とのゲーム差は4・5に縮まった。先発の今永は8月17日以来の11勝目(7敗)を挙げた。

 初回、阪神・先発の岩貞を攻めた。1死から柴田が四球で出塁。筒香が二塁打で続き、ロペスの内野ゴロの間に1人がかえった。さらに2死二塁から宮崎が適時二塁打を放ち、2点を先行した。

 先発の今永は走者を出しながら粘りのピッチングを続けた。二回、1死一、二塁の場面では大和を併殺に打ち取った。五回も1死一塁から再び大和を遊撃への併殺打に仕留め、ピンチの芽を摘んだ。

 今永は約1カ月ぶりの勝利。「この1カ月間、チームに迷惑ばかりかけていたので、なんとしてもという意識が強かった。結果に現れてくれてよかったと思います」と安どの言葉が口をついて出た。チームの目標である2位へ「CSを必ず横浜で開催するという気持ちをもってやっている」と力を込めた。

 阪神はチャンスをつくりながらホームが遠く、七回に2死満塁で代打の伊藤隼太が遊飛。八回の1死一、二塁の好機も、DeNAの3番手・パットンの前に上本が空振り三振、糸井が投ゴロに倒れた。岩貞は10敗目(4勝)。

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