【井口へのメッセージ4】青学大&鷹の先輩・小久保氏「一番の思い出」本塁打共演V
「ロッテ4-3日本ハム」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
今季限りでの引退を表明していたロッテ・井口資仁内野手(42)が「6番・DH」で先発出場して引退試合に臨み、1-3の九回の第4打席では中越えに2号同点2ランを放った。試合は延長十二回にロッテがサヨナラ勝ちした。
試合後の引退セレモニーでは井口の野球人生に関わってきた多くの先輩、後輩、戦友たちからメッセージがビジョンを通じて贈られた。
小久保裕紀氏「井口選手、21年間に渡る現役生活、本当にお疲れ様でした。井口とは彼が大学一年生の時に、青山学院大学でともにプレーしました。当時はまだ細く、長打力はなかったのですが、ウエート・トレーニングを重ね、身体を大きくして、東都大学リーグの本塁打記録を塗り替えるという快挙を成し遂げました。そして福岡ダイエーホークスに入団し、また共に同じユニホームを着てプレーすることになりました。
井口との思い出は初優勝のかかった試合で私が同点本塁打、そして井口が決勝本塁打でした。それでパ・リーグ優勝を決めたあの日の試合が、一番思い出に残っています。今後の野球人生も、これまで培ってきた自分の経験を後輩たちに伝え、この先、野球界に恩返しできるように、ともに頑張っていきましょう。本当に、今日までの長い間、お疲れ様でした」