井口がロッテ次期監督就任へ…米大リーグを経験した初の日本人監督

 ロッテの次期監督に、今季限りで現役引退する井口資仁内野手(42)の就任が確実となった。すでに球団から就任要請されており、23日、さいたま市内の2軍施設で取材に応じた。「光栄。言ってもらえることはありがたい」と前向きな姿勢を示した。

 ロッテは伊東監督が8月に今季限りでの辞任を表明。球団は後任候補を経験や知名度、人望も厚く日米通算21年を誇る井口に絞っていた。指導者経験はないが、日米通算2252安打の実績に加え、3度の日本一、2度のワールドシリーズ制覇と豊富な経験もある。

 24日の日本ハム戦(ZOZOマリン)が引退試合となる井口は「引退試合が終わった後にじっくり考えたい」と強調。以前から将来的な監督就任には意欲を示しており、受諾すれば米大リーグを経験した初めての日本人監督となる。

 球団は今季最終戦となる10月10日の楽天戦(Koboパーク宮城)以降に正式発表する方針だ。

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