国学院大が先勝!最速150キロ右腕・清水が復活火消し

 「東都大学野球、国学院大4-2亜大」(20日、神宮球場)

 国学院大が逃げきり、先勝した。今季初登板の最速150キロ右腕・清水昇投手(3年・帝京)が、好救援で試合を締めた。

 2点リードの九回1死二塁のピンチでマウンドへ。140キロ台後半を連発して直球で打者2人をねじ伏せて遊ゴロ、二ゴロに打ち取り、反撃を断った。

 昨秋に先発の柱として4勝を挙げたが、右足甲を痛めて出遅れた今春は1試合の登板のみ。故障の癒えた夏場は走り込みに加え、フィールディング練習や内野ノックを積極的に受け、野球の動きの中で下半身を徹底的に鍛え上げた。

 「春の悔しい結果が糧になった。今は『ここまでやってきた』という自負があって、気持ちに余裕がある」。言葉通り、自信に満ちあふれた投球で復活を印象づけた清水は「すごく楽しかったし、今の実力を試せた。状態が悪くても、チームを勝たせられるように」とさらなる貢献を誓った。

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