ソフトバンク2年ぶりV 守護神サファテ6点差で胴上げ投手 柳田、デスパが“祝砲”

最後を締めガッツポーズのサファテ=メットライフドーム(撮影・金田祐二)
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 「西武3-7ソフトバンク」(16日、メットライフドーム)

 優勝マジックを「1」としていたソフトバンクが、史上最速で2年ぶり20度目(1リーグ制2度、パ・リーグ18度)のリーグ優勝を決めた。

 先発した東浜が6回2安打1失点、9奪三振の快投。失点は山川の17号ソロだけに抑え、リーグ単独トップの16勝目。M1としていたチームを、リーチ一発Vへ導いた。

 打線は1点を追う四回、柳田の30号2ランで逆転に成功。

 五回には左前打の先頭・高田をバントで送り、1死二塁とすると、今宮が左前への適時打を放ち、中村晃が左前打で続き、4番の柳田は右翼線への適時二塁打。3連打で2点を加えて、西武の先発野上をマウンドから引きずり降ろした。

 引き分け以上でリーグVとなるソフトバンク打線は、攻撃の手を緩めず、代わった2番手の平井からデスパイネも一、二塁間を破る適時打で続き、2点を加点。この回、4連打を含む5安打を集中して4点を奪った。六回にはデスパイネの33号ソロで加点し、リードを6点に広げた。

 七回からは2番手モイネロを投入して、万全の継投策。八回は岩崎が無得点に抑えた。

 九回には今季51セーブのサファテを6点差でセーブのつかない状況でマウンドに送った。サファテは外崎に2点適時打を打たれたが、胴上げ投手に。

 目前での胴上げは避けたかった2位の西武だったが、打線が投打に精彩を欠き、連勝も3でストップした。

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