西武・雄星12球団最速200K!岸に投げ勝ち15勝目

 「楽天1-2西武」(14日、Koboパーク宮城)

 充実感をかみしめていた。西武・菊池が8回1失点に抑え、かつての西武のエース岸に投げ勝った。「絶対に勝ちたいと思っていた。重圧はあったが、楽しんで投げられた」。球団の左腕では1993年工藤公康以来の15勝に届き、今季の楽天戦は7戦7勝。ライバルを完全制圧し、2位攻防戦に連勝した。

 先制点をもらった直後の初回、中川に同点の二塁打を許した。それでも二回以降は抜群の安定感で、西武時代に背中を追いかけた先輩との息詰まる投手戦となった。

 七回1死では代打島内を空振り三振に仕留め、この試合で10個目の三振をマークした。10度目の2桁奪三振は、球団では2006年松坂大輔以来。リーグトップとなるシーズン200奪三振も、球団の左腕では史上2人目の快挙となった。

 チームは1引き分けを挟んで楽天に10連勝し、3・5ゲーム差まで引き離した。優勝マジックの対象も楽天から西武に代わった。開幕前は岸が去って不安視された投手陣は、菊池という太い幹が支えている。

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