清宮が反撃のバックスクリーン弾!日本はカナダにリード許すも詰め寄る
「野球U-18ワールドカップ、2次リーグ・日本-カナダ」(カナダ・サンダーベイ)
2勝1敗の日本は、1勝2敗のカナダと対戦した。日本は今春センバツを制した大阪桐蔭のエース右腕・徳山壮麿投手(3年)が先発。両チーム無得点の二回に1死満塁とされると、相手9番に中前適時打を浴び、2点の先制を許した。
日本もその裏に反撃。2死一、三塁から、9番・西巻賢二内野手(3年・仙台育英)が三塁強襲の適時内野安打を放ち、1点を返した。
五回に押し出し死球で2点のビハインドを背負った日本はその裏、2死から4番・清宮幸太郎内野手(3年・早実)がバックスクリーンへ反撃の特大ソロ。1点差に詰め寄った。
さらに六回、無死から四球と相手の連続失策で同点。なお無死一、三塁から、安田の二ゴロ併殺の間に三塁走者が生還して勝ち越した。
だが直後の七回の守備で、失策から1死二塁とされると、相手4番に左前適時打を浴びて同点に。さらに暴投と適時打でこの回は3点を奪われ、再逆転を許した。
試合は七回表を終え、カナダが6-4でリード。
2次リーグの成績は、同組で1次リーグを突破したチームとの対戦成績を持ち越す。日本は1勝1敗から、2次リーグがスタート。7日の豪州戦に勝利し、2勝1敗としていた。
日本戦の前に行われた2次リーグの試合では、米国が韓国に勝利して4勝0敗とし、10日の決勝進出を決めている。