DeNA 4戦連続完封どころか…10球で3失点 今永プロ最短2回でKO

 「DeNA1-11ヤクルト」(7日、横浜スタジアム)

 前夜までの3戦連続完封劇から一転、DeNAの投手陣が大炎上した。今永がプロ最短の2回5失点で7敗目を喫し、連勝は3でストップ。ラミレス監督は「序盤から厳しい展開。今永が2回5失点。そこで決まってしまった」とため息をついた。

 4試合連続完封勝利が実現すれば、球団史上57年ぶりの快挙。ファンの期待も高まったが、その夢はあっさり崩れ去った。チームトップ10勝の今永が大誤算。一回、連打で無死一、二塁とされると、バレンティンに左翼席へ痛恨被弾。わずか10球で3点を献上した。

 二回も山崎に2点三塁打を浴び、立ち直りの気配が見られず交代。降板直後は目に涙をにじませ、ベンチに座り込んだまま動けなかった。「序盤から大量失点し、早いイニングでの降板となり、チームに申し訳ないです」。後続の中継ぎ陣も9連敗中の燕打線に打ち込まれ、大量11失点。完封どころか、本拠地で屈辱の惨敗を喫した。

 だが、落ち込んでいる暇はない。8日から、3・5ゲーム差で追う2位・阪神と3連戦。ラミレス監督は「結果は変えられない。明日は明日、しっかり準備したい」と決意。4位の巨人とも2ゲーム差。CS進出へ、負けられない戦いが続く。

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