巨人・山口俊処分問題 不当意見出ず NPB機構理事会と12球団実行委
日本野球機構(NPB)の機構理事会とプロ野球12球団の実行委員会が4日、都内で開かれ、酒に酔って暴力騒動を起こした巨人・山口俊投手(30)の処分を不当とし、日本プロ野球選手会がプロ野球の熊崎勝彦コミッショナーと同委員会へ再調査などを求める要望書を提出した件で、意見交換が行われた。
同委員会は巨人側にも詳細な説明を求め、巨人は山口俊との話し合いや、選手会とのやり取り、契約見直しなどの処分へ至る経緯を文書で提出。処分への正当性を主張した。
熊崎コミッショナーは「本件は本来、球団と選手間の案件。現時点で特に処分が重いとか、不当という意見はなかった」と説明。同委員会での内容は選手会へも報告された。