巨人 山口俊の契約年数短縮を問題視 選手会がNPBと事務折衝

 労組・日本プロ野球選手会の森忠仁事務局長(55)は29日、日本野球機構(NPB)との事務折衝のため都内の事務局を訪れ、報道陣の取材に対して酒に酔っての暴力トラブルを起こした巨人・山口俊投手(30)の球団処分に抗議した件について、経緯を説明した。

 今回の行動に山口俊が関与していないとした上で「(山口)個別というより全体(を考えて)の、FAに関する契約見直しもあり放っておけないというのもあった」と話した。

 山口俊がFA移籍時に結んだ複数年契約の年数が短縮されたことを明かし、その点を問題視したと主張。今後は熊崎コミッショナーと実行委員会に再調査を要請したこともあり「対応を見て、選手会として判断していくことになる」とした。

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