清宮、MLBドラフトでも高評価 日本ハム在米スカウト・ウインタース氏絶賛

 野球のU-18ワールドカップ(カナダ・サンダーベイ)に出場する高校日本代表は1日、開幕戦でメキシコと対戦。8月31日に試合会場のポートアーサースタジアムで行った前日練習を日本ハムのスカウト陣が視察した。清宮幸太郎内野手(3年)は、NPB通算160本塁打のマット・ウインタース在米スカウト(57)から、米国のドラフトでも指名対象になると高評価された。

 高校通算109本塁打の実力には、あの助っ人大砲も太鼓判を押した。大会開幕前日から、日本ハムは大渕スカウト部長ら4人が日本代表の練習を視察。ネット裏から熱視線を送る顔ぶれの中に、ウインタース在米スカウトの姿もあった。

 フリー打撃で17スイング中3本の柵越えを放った清宮。初めて生で見たというウインタース氏は「スイングスピードが速いし、バットが最短距離で出る。柔らかいね」と評価した。その上で「米国の高校にいたら、米国の球団も興味を示すだろう。入団できると思う」とMLBドラフトの対象となるとした。

 NPB在籍5年間で4年連続30本塁打以上の実績を残した、同じ左の強打者。自身もウィリアムズビルサウス高からヤンキースに1位指名されているが「僕より全然いい。清原選手が西武に来た時と同じぐらいのサイズがある。もっと成長していくだろう」と賛辞を送った。

 大会会場は両翼97・5メートルで中堅117・3メートル。「狭いですけど、風があってあまり飛ばない。まぶしいかなというのはあったけど、まあ慣れかな」と印象を口にした清宮。世界一に挑む戦いを前に、本場のレベルを熟知するスカウトのお墨付きも得た。

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