早実・清宮が高校通算最多記録更新する108号 【一問一答】「木製でも飛距離が出る」

試合後、会心の笑みを浮かべる侍ジャパンU-18・清宮幸太郎=千葉県内(撮影・開出牧)
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 「第28回WBSC U-18ベースボールワールドカップ」日本代表が25日、千葉県内で千葉工大と練習試合を行い、「4番・一塁」で先発出場した早実・清宮幸太郎内野手(3年)が高校通算の史上最多を更新する108号本塁打を放った。

  ◇   ◇

 -初めての実戦を終えて。

 「すごい打つなというのが最初の印象です。こんなに打つとは思っていなかった」

 -その中でもすごいと思ったのは。

 「安田(履正社)は2本打っていたので。場外にも飛ばしていたので、すごいなと思った」

 -監督は明るいチームと言っていたが意識していることは。

 「2年前(のW杯)のチームがとても良いチームで。自分も輪の中にすんなり入れていただいて、すごく明るくて和気あいあいとして良いチームだった。自分の目指すところ、知っているところがそこしかない。準優勝まで行ったので、あのチームを目標にしている」

 -新記録の108号の本塁打について。

 「スライダーを待っていたので、打った瞬間にいったと思いました。(確信して)バットを投げていたとみんなに言われて。そんなつもりはなかったんですけど」

 -達成した感想は。

 「すごいみんなにも言われていたので、自分自身も抜けるに越したことはないと思っていた。それがプレッシャーになる前に打てて良かったです」

 -自分らしい本塁打だった。

 「そうですね。よく飛んでいたので、自分らしい打球だったと思う」

 -今後へ向けて。

 「明日、明後日と連戦ですけど、また今日、新たな2人(広陵・中村ら)がやってきますし、その2人も自分たちの輪の中に取り込んで、すぐになじんで良いプレーをしてもらえるように、チーム作りをしていきたい」

 -高校生で一番本塁打を打った選手になった。

 「自分自身もタイ記録にこだわりはなくて、やるからには抜きたいというのがあった。自分もそんなに打てる感じはなかったが、1打席目に見逃しの三振をしてから、良い修正ができた。久しぶりの実戦で、しっかりと感覚を取り戻せた」

 -木製バットでの本塁打だった。

 「木製でもしっかり飛距離が出るというのが分かったというか、自信にもつながった。臆せずに振っていきたい」

 -主将として意識していることは。

 「声出しですかね。ちょっと声がないときに、しっかりと自分が声を出していければと思っている」

 「目標は世界一だけど、まだまだクリアしないといけない課題がある。コミュニケーションだったり、連携だったり、そういうところはこれからの実戦で取り組んできたい」

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