広陵と対戦の花咲徳栄・須永捕手 中村対策に「配球が楽しい」

 「全国高校野球選手権・準決勝、花咲徳栄9-6東海大菅生」(22日、甲子園球場)

 花咲徳栄(埼玉)が延長十一回の激闘を制し、初の決勝に進出した。23日午後2時から広陵(広島)と対戦する。どちらが勝っても初優勝となる。

 花咲徳栄・須永光捕手(3年)は、準決勝2本塁打で大会新の6本塁打を放っている広陵・中村奨成捕手(3年)について「ビデオで見たが、どのコースもホームランにする。これから対策を考えるが、配球が楽しいと思う」と、対戦を待ちわびた。「広陵はいろんな打者がいるし、甘い球は避けたいです」と警戒していた。

 岩井隆監督は「なんとか1本くらいに抑えられれば。逃げることはさせたくない。うちは(早実)清宮君とも対戦しているので、打たれ慣れているし、勝負すると思います」と話した。

 中村は、この日初回と五回に本塁打を放ち、1985年にPL学園・清原和博が記録した1大会最多5本塁打を塗り替え6本塁打とした。さらに1大会個人塁打数も「38」となり、これまで最多の「28」(09年、中京大中京・河合完治)を大きく更新。さらに1大会最多打点記録も「17」に更新した。

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