神戸国際大付「あばれる君」猪田ガックリ…好機で暴れられず

 「全国高校野球選手権・3回戦、天理2-1神戸国際大付」(18日、甲子園球場)

 天理(奈良)が神戸国際大付(兵庫)との投手戦を2-1で制して、12年以来5年ぶりの8強入りを決めた。

 3本の三塁打を放つなど再三好機を作りながら、わずか1点に終わった。「あばれる君」の愛称を持つ神戸国際大付の4番・猪田和希捕手(3年)は5打数無安打。うち4度は走者を置いた場面で凡退した。

 相手バッテリーの投球術にはまり、八回は1死満塁の絶好機に三ゴロ併殺。「苦手な内角を徹底して攻められ、バットのヘッドが走らなかった」と肩を落とした。

 二回は2死満塁から捕逸で先制を許し「ミットの網の部分に当たり、抜けてしまった」と反省。卒業後は社会人野球に進む予定で「誰にも負けない選手になりたい」と誓った。

 青木尚龍監督(52)は「内角を中途半端に振るなと指示したが、打てそうで打てなかった」と振り返った。初戦で夏の甲子園1勝目も、8強にはあと一歩届かず。「勝っていれば、また違う世界が見えたんでしょうけどね」と、名残惜しそうに聖地を後にした。

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