巨人期待の宇佐見プロ1号が延長十回サヨナラ弾「人生初めて」

 「巨人9-7DeNA」(18日、東京ドーム)

 期待の2年目捕手が新風を吹かせた。巨人・宇佐見真吾捕手(24)がプロ初本塁打となるサヨナラ弾。生還とともに、水をかけられるなど手荒い祝福を受け、お立ち台では目標とする阿部のように「最高です!」と喜びをあらわにした。

 延長十回2死二塁。カウント3-1から砂田のスライダーを振り抜くと、打球はG党の待つ右翼席に突き刺さった。「(サヨナラ本塁打は)人生初めてです。うれしすぎて速く走ってしまいました」と笑みを浮かべた。

 春季キャンプとオープン戦は1軍に参加したが、開幕2軍。4月には右手有鉤骨を骨折し、リハビリに耐える期間もあった。内田2軍監督に「強いスイングを続けて、打席では一番いい球を捉えよう」と言われ続けてきたが、最高の形で結実した。

 3位・DeNAとのカード初戦を飾り、4ゲーム差。高橋監督は「初ホームランが劇的なホームランでね。最高の仕事をしてくれた」と称賛し、阿部も「砂田を打ったのはすごい」と目を細めた。「阿部さんみたいに打てて勝てる捕手になりたい」と宇佐見。台頭へ、大きな一歩を踏み出した。

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