滝川西が敗退 選手宣誓の堀田主将「全力疾走は最後までできた」

最後までキャプテンとしてナインを引っ張り、甲子園を後にした滝川西・堀田(右)=阪神甲子園球場(撮影・中田匡峻)
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 「全国高校野球選手権・1回戦、仙台育英15-3滝川西」(12日、甲子園球場)

 滝川西の甲子園初勝利は強豪・仙台育英の圧倒的パワーに跳ね返された。

 開会式で「真っ白なユニホームが真っ黒になるまで練習し…」などと選手宣誓を行った主将の堀田将人内野手(3年)は試合前に「守りからリズムを作っていきたい」と話していたが、初回に2ランで先制されると、二回には「焦りが出て」バント処理のミスからピンチを広げ、相手先発・長谷川の3ランを浴びた。

 その後も自らのものを含む失策が絡んでの失点が膨らみ「準備不足でした」と唇をかんだ堀田主将。

 それでも北海道から遠路いとわず駆けつけ、アルプスを埋めた応援団に「すごく後押ししていただいた。あれがあって(竹原の二塁打による反撃の)3点もあったと思います」と感謝し、続けてチームのモットーとしている「全力疾走は、最後までできたと思います」と、大敗にもさわやかな北の涼風を吹かせ、甲子園を去った。

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