横浜・平田監督、全国優勝口にするのは「おこがましい」 2年連続17度目、夏の甲子園
「高校野球神奈川大会・決勝、横浜9-3東海大相模」(29日、横浜スタジアム)
横浜を2年連続17度目の夏の甲子園出場へ導いた平田徹監督は、「今年のチームで全国優勝を口にすることはおこがましいことは分かっております」と、まだまだ発展途上のチームであることを強調した。
東海大相模とのライバル対決を制し、「相手が横浜高校を倒そうという、並々ならぬ闘志を燃やしてくることは分かっていましたので、決して受けてはいけないと。低く入って必死に戦おうと選手には声をかけました」と挑戦者の気持ちでぶつかったと振り返った。
チームでは主軸の増田珠が08年の大田泰示(東海大相模、現日本ハム)の最多記録に並ぶ大会5本塁打目を記録し、チーム全体でも昨年の同校の大会記録に並ぶ14本塁打を放った。
平田監督は「3年生が若干少ないチームではありますけど、最後は3年生の力だなとあらためて認識しました」と選手の力をたたえつつ、甲子園へ向け、「今年のチームで全国優勝を口にすることはおこがましいことは分かっておりますが、神奈川県を代表して行くわけですから、精いっぱい少しでも頂点に近づけるように尽力していきたいと思います」と抱負を述べた。