東海大菅生、因縁早実に雪辱だ 若林監督ニヤリ「今年は空気読まない」

 「高校野球西東京大会・準決勝、東海大菅生11-8日大二」(28日、神宮球場)

 東海大菅生が一発攻勢で4年連続の決勝進出を決めた。左へ右へ4本塁打を放ち、両チーム計31安打19得点の乱打戦に勝利。元中日投手の若林弘泰監督(51)は「ホームランも出たし、決勝には気持ちよく臨める」と笑みを浮かべた。

 同点の三回に主将・小玉佳吾内野手(3年)らの2者連続弾などで一挙5点。四、七回にも一発で加点した。冬場は一日700スイングをノルマにした小玉は「秋までホームランが出なかったのが、春から出るようになった」と飛距離アップの手応えを明かした。

 3年連続準優勝の悔しさを晴らすべく臨む決勝は、因縁の早実が相手。15年は5点リードを八回に逆転されて敗れた。指揮官は「当時は『日本一空気を読む監督』と言われたけど、今年は空気を読まないで甲子園に行きたい」とニヤリ。清宮対策についても「歩かせることは考えていない。攻略したい」と真っ向勝負を宣言した。

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