楽天・則本がリーグ10勝一番乗り ソフトバンクに8回1失点 クルーズ移籍即適時打

 8回楽天1死一、三塁、クルーズが左前に適時打を放つ=Koboパーク宮城
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 「楽天4-1ソフトバンク」(26日、Koboパーク宮城)

 首位・楽天が2位・ソフトバンクを下して4連勝。その差を2・5に広げた。

 先発した則本が8回を5安打1失点、6連続を含む11三振を奪う好投でリーグ単独トップで5年連続2桁勝利となる10勝目(2敗)。エース級対決となったバンデンハークは、6回2/3を2失点で5敗目(8勝)を喫した。

 先制したのは、ソフトバンク。四回1死二塁から、中村晃の右線適時二塁打で1点を奪った。

 楽天はその直後の四回裏、先頭の4番・ウィーラーが同点の22号ソロ。

 同点で迎えた七回は、2死一塁から今江の中前打で1走の松井稼が一気にホームを駆け抜け、勝ち越した。八回にはアマダーが3試合連発となる14号ソロ、移籍即スタメンのクルーズも適時打を放ち、2点を加えて突き放した。

 四回までは得点圏に毎回走者を背負いながらも1失点で踏ん張った則本は、「追いついてもらった後はしっかり投げようと思いました。1点でしのげたのは大きかった。五回以降、フォームを見なすことができた。全力でいきました」と振り返った。

 巨人からトレード移籍して「6番・遊撃」で先発出場したクルーズは「メキシコからきたルイス・クルーズです。チャンピオンになりたくて楽天に来ました。久しぶりに打ててすごくうれしいです」と白い歯を見せていた。

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