龍谷大平安、接戦制し3年ぶり8強 岡田救った!レーザービーム
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「高校野球京都大会・4回戦、龍谷大平安4-3鳥羽」(19日、わかさスタジアム京都)
龍谷大平安が3年ぶりの8強進出を決めた。プロ注目の岡田悠希外野手(3年)は、高校通算33本塁打の打撃ではなく、守備でチームを救った。
「ナイスボールや!!」。出迎えた原田英彦監督(57)の声に、岡田が口元を緩めた。
1点リードの八回2死一、二塁。詰まった飛球が左前へ。ノーバウンドでは捕球できなかったが「絶対にアウトにしようという思いだった」。素早い動きで本塁へ送球し、同点を阻止した。
昨夏の4回戦・福知山成美戦は、自身のエラーをきっかけに敗戦。その悔しさを糧に1年間を過ごした。「監督さんを甲子園に連れて行って、(龍谷大平安の甲子園)通算100勝を達成したい」。今夏は打撃でも3試合で7打数6安打と絶好調。名門の4番が乗っている。