稲葉JAPAN誕生へ 侍代表新監督就任へ条件面で合意

 野球日本代表「侍ジャパン」の次期監督として、ヤクルト、日本ハムで活躍した稲葉篤紀氏(44)と条件面で合意に達したことが19日、分かった。近日中にも正式契約を交わし、新監督就任が発表される見通しだ。

 次期代表監督はプロ・アマで構成される日本野球協議会に属する侍ジャパン強化委員会で協議され、最終選定は委員長の日本野球機構(NPB)・井原敦事務局長、副委員長の全日本野球協会(BFJ)・山中正竹理事に一任されていた。

 井原事務局長は「大目標は東京五輪での金メダル」とし、09年WBCで代表を世界一へ導いた原辰徳氏(58)を筆頭とする監督経験者を中心に次期監督選定を進めていたが、条件面で折り合わず。

 そのため、選手として五輪やWBC出場を経験し、17年WBCでは打撃コーチも務めた稲葉氏に候補を一本化。指導者としての将来性を加味し、代表監督の世代交代へとかじを切った。任期は20年の東京五輪終了まで。今年11月の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」が初陣となる。

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