大阪桐蔭・徳山、史上初2度目春夏連覇に導く チームはセンバツから16連勝中!

 第99回全国高校野球選手権大阪大会の組み合わせが20日、決まった。今春センバツ優勝・大阪桐蔭は1回戦で大手前、同準優勝・履正社は1回戦で常翔啓光学園と対戦する。大阪桐蔭はエース・徳山壮磨投手(3年)が、史上初となる2度目の甲子園春夏連覇を宣言。履正社は安田尚憲内野手(3年)が3季連続の聖地へ導く好打を誓った。今春躍進した大体大浪商、東海大仰星が2強を崩しに行く。

 もう一度、頂点に立つまで絶対に負けられない。激戦区を勝ち抜き、夏も日本一まで駆け上がる。大阪桐蔭のエース・徳山が甲子園春夏連覇を宣言した。

 「みんなで『春から(公式戦は)負けなしで行こう』と言っていて、負けなしで来ている。自分たちは勝っていくだけなので、僕もチームのために投げたい」

 大阪桐蔭が初めて春夏連覇を達成したのは、藤浪晋太郎(現阪神)を擁した2012年。今年2度目の偉業を達成すれば、高校野球史上初の快挙となる。徳山は偉大な先輩に肩を並べるために、センバツ以降もレベルアップしてきた。

 センバツでは先発4試合、中継ぎ1試合で全5試合に登板。優勝の原動力となった。大会後は反動が心配されたが、決勝の3日後には普通に投げられるようになっていた。

 「センバツの後は、自分ができることを考えて夏のためにやってきた」。春季大阪大会中は、走り込みとウエートで基礎体力の向上を図り、投げ込みにも取り組んだ。ブルペンでは通常の約60球を100球に増やし、スピードよりもキレを重視して、投球に磨きを掛けた。

 大阪桐蔭が昨秋の新チーム結成後、公式戦で敗れたのは昨秋の2試合のみ。今年はセンバツ1回戦・宇部鴻城戦から近畿大会決勝・東海大仰星戦まで負けなしの16連勝中だ。

 高校野球生活で最後の夏。名門のエースナンバーを背負う徳山が、集大成を見せる。

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