ロッテ新外国人ペーニャが出陣 DH制ないが4連敗で“緊急起用”
「交流戦、巨人-ロッテ」(18日、東京ドーム)
新外国人・ペーニャが「5番・一塁」でスタメン出場した。
日本球界復帰の第1打席は二回、一塁に右前打で出塁したパラデスを置いてだった。
巨人の先発・大竹の初球、2球目のシュートを空振り、ボール球を1球見送り、131キロのスライダーを空振り三振に倒れた。
四回の第2打席、2死二塁では大竹の初球、133キロのスライダーを強振し左飛に終わった。
七回の第3打席は先頭打者で登場。巨人の2番手・西村と対戦して遊ゴロだった。
九回の第4打席はマシソンの前に二ゴロだった。
伊東監督はもともとペーニャをDHで使う方針で、セ主催の試合にはDH制がないことからリーグ戦再開での起用を示唆していた。また守備の不安もあった。
だが、打線がここ3試合でわずか9安打。今季6度目の4連敗を喫している。起爆剤としての“緊急起用”となった。
ペーニャは試合前のフリー打撃では左翼席上段へ鋭い打球を次々とたたき込み、体調の良さをアピールしていた。「準備は万全さ。すぐにでもゲームに出で、勝利に貢献したい」と語っていた。
試合前、伊東監督はペーニャと何事か言葉を交わし、「きょうは2本ヒットを打って、そのうち1本が本塁打だそうです」と明るい表情で話していたが…。