専大敗れ1部残留へ崖っぷち、斎藤監督「一致団結してやれるか」
「東都大学野球・1部2部入れ替え戦、立正大5-1専大」(12日、神宮球場)
専大が初戦を落とし、1部残留へ後がなくなった。
先発した今秋ドラフト候補のサブマリン右腕・高橋礼投手(4年・専大松戸)は、七回途中4安打5失点で降板。六回まで無安打投球だったが、七回1死から与えた四球をきっかけに集中打を浴びた。
リーグ戦終盤から、ゆっくりとしたフォームに修正。徐々に内容は良化しているだけに「六回まで粘れたのは収穫。明日は今までやってきたことを出したい」と、連投も辞さない覚悟で巻き返しを誓った。
打線は八回まで2安打に封じられ、九回の反撃も1点止まり。「みんな硬くなって力んでいた」と分析した斎藤正直監督は「明日はだいぶこなれると思う。明日ですね。一致団結してやれるか」と、前を向いた。