和歌山大、国立大初の4強ならず 全日本大学野球選手権

5回上武大1死一・二塁 3ランホームランを放つ上武大・田中悠太郎=神宮球場(撮影・中田匡峻)
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 「全日本大学野球選手権・準々決勝、上武大11-4和歌山大」(8日、神宮球場)

 和歌山大が七回コールド負けで、国立大として初の4強進出を逃した。

 二回に3失策が絡んで3点を先制されると、五回には3ランを被弾。七回も遊撃の適時失策で11点目を与えて、コールド負けとなった。

 大原監督は4失策の全て失点に絡み、接戦に持ち込めなかったことを悔やんだ。

 「立ち上がりにあれだけガタガタと行ってしまいますと…。崩れる時はああいうパターンなんですが、昨日の試合のいい流れがあって、緊張することがない中で、崩れたのはもったいなかったですね」。

 それでもうつむくことはなかった。初出場となった全国大会で、初戦の2回戦・岡山商大戦に勝利。国立大としては、2010年の北海道大以来の勝利を挙げ、和歌山大の新しい歴史を作った。

 「10年間、指導させてもらっていますけど、OBに感謝しています。うちはまだ完成形ではありませんし、秋へ向けてやっていきたいと思います」。指揮官は余韻に浸る様子もなく、気持ちを切り替えていた。

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