オリックス・金子“2泣”で連勝止まった 月間MVP受賞に花添えられず…

 「ソフトバンク2-1オリックス」(9日、ヤフオクドーム)

 8回を2本塁打による2失点で抑えた。それでもエースの責任感が、敗戦という事実を許せなかった。

 オリックス・金子は「試合展開を見たら取られてはいけないところで打たれている。もうちょっと何とかなったんじゃないかという打たれ方をしている。意識しなかったとかではなく、投げ切れなかった。僕の実力不足ですね」と反省の弁を繰り返した。

 二回の内川には内角の厳しいボールを芸術的な打撃で本塁打にされ、先制を許した。同点に追いついてもらったあと五回には松田に高く入ったフォークをホームランテラスまで運ばれ、勝ち越し点を与えてしまった。打線の援護がなく敗れたことよりも、踏ん張り切れなかった事実に唇をかみしめた。

 「チームの中で僕は負けちゃいけない投手。負けてしまったことは期待を裏切っている」

 4月は2度の中5日という過酷ローテをこなし、4勝を挙げた。この日発表された3、4月の月間MVPも受賞。勝利で花を添えるはずが、自身の開幕連勝も5で止められた。

 1週間後には本拠地京セラドームでソフトバンク戦が組まれている。「借りを返せるチャンスがあるので、そこをしっかり投げたい」。エースは力強くリベンジを誓った。

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