楽天が20勝両リーグ1番乗り 岸が古巣相手に好投 連勝中のウルフに投げ勝つ

 2勝目を挙げ、梨田監督(左)と握手を交わす楽天・岸=メットライフドーム
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 「西武2-3楽天」(7日、メットライフドーム)

 楽天が接戦を制して、20勝両リーグ一番乗り。楽天・岸が古巣相手に7回2失点と好投し、2勝目を挙げた。

 試合は西武に移籍した2016年から8連勝中で今季ここまで4連勝のウルフと岸との投手戦となったが、楽天打線は三回に岡島の右線二塁打から犠打バントで三塁に送ると、足立のスクイズで先制。さらに茂木が左越え二塁打で出塁し、ペゲーロが左中間への8号2ランを放ち、この回3点を奪った。

 ウルフは結局、7回を投げて許した安打はこの回の3本だけだった。

 岸は七回に中村にリーグトップタイとなる9号ソロを許すと、続くメヒアにも5号ソロを献上。

 楽天は1点リードのまま、継投に入り、八回を森原、九回を松井裕が無失点リレーで接戦を制した。2連勝で首位を堅守し、貯金も最多の13となった。

 古巣のマウンドに上がった岸は「やりづらさはあったが、西武打線と相手投手がウルフだったので楽しみにしていた。楽しんで投げたのがこういういい結果になったのではないかと思う」と笑顔。

 リーグ最速20勝到達には「みんなで戦ってきた結果。これからも一丸となって戦っていきたい」とファンにアピールしていた。

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