巨人・由伸監督イライラ「一番良くない形」 四球がらみの失点…宮国に怒
「巨人2-5DeNA」(4日、東京ドーム)
淡々とした口調の中に、怒気がはらんでいた。開幕カード以来となる同一カード3連勝をもくろんだが、失敗。巨人・高橋監督は「点の取られ方が悪い。一番良くない形。負けている時の形になってしまった」と、その矛先を先発の宮国に向けた。
2013年9月以来となる本拠地での先発マウンドだったが、2被弾を含む4回5失点。二、四回の失点は先頭打者への四球が起点だった。「(調子は)悪いわけではなかったと思う」と評した指揮官だが、四球が絡んでの失点に表情を曇らせた。
尾花投手コーチは「やっちゃいけないことばかりやったからね」と苦言を呈し、背信投球となった右腕は「四球が痛かった」と肩を落とした。序盤に犯した“負けパターン”で勢いを失い、首位・広島とのゲーム差は3・5に広がった。