国学院大・山岡1失点完投で今季3勝目!先輩のG田口参考にひと皮むけた

 「東都大学野球、国学院大4-1中大」(1日、神宮球場)

 国学院大が先勝した。3年生左腕・山岡就也投手(広島新庄)が5安打1失点で完投し、今季3勝目を挙げた。

 140キロ台の直球に加え、内角へのスライダーなど変化球も効果的。「いつも通り、一つ一つアウトを取っていこう」と、奪った三振は3つでも、安定感が光った。

 リーグ戦初完投初完封を飾って「ものすごく自信になった」という日大3回戦に続く完投勝利。飛躍の裏には、高校の1年先輩にあたる巨人・田口の存在があった。

 「高校の時は140キロ台後半を投げていた人が、コントロールよく打たせて取っている。すごく参考になった」。球速や三振にこだわっていた昨年までの自分を反省。「いらないことを考えず、打たせて取ろうと思うようになった」という変化が、今季の好成績につながっている。

 エース右腕・清水が故障で離脱しながら、チームは首位を快走。進撃を支える山岡の好投に、鳥山泰孝監督も「精神的な成長を感じる投球だった。信頼してずっと見続けることができた」と目を細めた。

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