日大三・金成3安打4打点大暴れ 決勝で早実にリベンジだ!

 「春季高校野球東京大会・準決勝、日大三9-7帝京」(23日、神宮第二球場)

 今春センバツに出場した日大三が打ち勝ち、決勝に進んだ。プロ注目の大砲・金成麗生内野手(3年)が、先制2ランを含む3安打4打点の活躍を見せた。日大三は2年ぶり19度目の関東大会(5月20日開幕・茨城)出場が決定。27日の決勝は早実と対戦する。

 主砲の特大弾が、待ち望んだ雪辱の機会をたぐり寄せた。初回2死一塁。甘い変化球を完璧に捉えた金成の打球が、前日の早実・清宮に負けじと、右中間後方のネットを揺らした。「いい打撃ができた」と自賛する高校通算23号の先制2ランだった。

 五回は右前適時打、七回にも右翼線への適時二塁打で計4打点。4番の仕事ができずに初戦敗退したセンバツから考え方を改めた。「チームのために、コンパクトに来た球をひっぱたく」。アーチへの欲求を捨てたことが好循環を生んでいる。

 次は昨秋東京大会決勝でサヨナラ負けを喫した早実との再戦。月に一度は動画を見て、悔しさを忘れないようにしてきたという金成は「ワクワクというか、襲いかかるような気持ちでやりたい」と宣言した。

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