【清宮一問一答】ナイター決勝「自分たちが出なきゃつまらない」

 「春季高校野球・東京大会・準決勝、早実16-8国士舘」(22日、神宮第二球場)

 今春センバツに出場した早実は主将・清宮幸太郎内野手(3年)が「3番・一塁」で先発出場。2-6で迎えた三回の第2打席で高校通算82号となるソロ本塁打を放った。

 早実は八回一気に10点を奪う逆転コールド勝ちで決勝に進出するとともに、13年ぶり4度目の春季関東大会出場を決めた。

 清宮は苦戦の末での逆転勝利を次のように振り返った。

 -序盤にリードされながらの勝利。

 清宮「初回に5点を取られたが1点ずつ返していけばいい。粘って粘って後半勝負にいこうと言った。秋には完封していた相手だが、楽には勝てないと思っていた」

 -ホームランの感触は。

 「打った瞬間いくと思った。気持ち良かった」

 -1週間前に2打席連発。

 「選抜から不調が続いていたが、この前の試合で原因が分かった」

 -決勝に向けて。

 「今日の試合でも課題があると思う。しっかり修正して臨みたい」

 -粘って逆転できた要因は。

 「(国士舘の)3番打者を(六、八回に)2つ併殺に取れ、その後の回に点が入った。(前半は)打たれて守備から崩れたように見えるが、(後半は)守備からリズムができて、攻撃につながったと思う」

 -八回は2度の打席でエラーを誘う。

 「(投ゴロは)相手エースのフォークがかなり良く、分かってはいたが、ボール球だったかなと思う。(次の高い外野飛球は)打ち損じでコスっちゃったかなという感じ。エラーについては何もないです」

 -福嶋選手が代打逆転満塁弾。

 「福嶋とは(早実)中等部から一緒で努力していた。なかなかベンチに入れなかったが、甲子園で二塁打を打ってから、あいつ自身も吹っ切れたというか、自信がついてくると思う。彼が打ってくれたのがチームとしても盛り上がる良い結果だった」

 -決勝はナイター。

「自分たちが出なきゃつまらない。出るべくして出るんだと話してきた。今までは国士舘に向けてだけやってきたので、これからしっかり対策を練っていきたい」

 -関東大会への出場が決定。

 「早実自体もかなり遠ざかっている。自分たちの経験値として、また、これから夏に向けての自分たちの財産になるのかなと思う」

 -決勝で勝って関東大会へ。

 「(和泉)監督さんも春は勝ってないので勝ちたいです」

 早実は準決勝のもう1試合、帝京-日大三戦(23日、神宮第二)の勝者と、27日に神宮球場で行われる異例の「ナイター決勝(18時開始予定)」で対戦する。

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