試合の早期決着を促す「タイブレーク」の導入検討のリミットが、今年11月下旬であることが19日、分かった。すでに今夏の甲子園では導入されないことが決定済みで、早ければ来春の第90回選抜高校野球大会から導入される可能性もある。
日本高野連の竹中事務局長は「実施するかしないかを含めて、来春のセンバツに間に合うようにするには、11月下旬の理事会がリミット」と話した。
今春のセンバツでは2試合連続で、延長十五回引き分け再試合があった。日本高野連はこれを踏まえて、6月の技術振興委員会と審判規則委員会で議論を進めることを決めている。その後は主催者の意見も聞いて、理事会で結論を出す。