大阪「柳沢劇場」、高校野球ネタで暴走

人気アクション大作『ワイルド・スピード』の最新作の日本公開を記念し、主人公のドミニク(ヴィン・ディーゼル)が使用した劇中車「ワイスピカー」が来日。大阪の南港「ATC」特設会場(大阪市住之江区)で16日に開催されたお披露目イベントに、柳沢慎吾がシークレットゲストとして登場した。

本作の日本語版吹き替えに「ニューヨーク警察官(無線)」として参加した柳沢慎吾は、おなじみのサイレンとともに登場。さっそく、ネタ「警察24時」を挨拶代わりに披露し、「最近ネットで『日本一長い始球式』って話題になったけど、今日は日本一長いイベントするよ!」と最初からハイテンションで観覧席を煽った。

MCから吹き替えオファーの経緯について聞かれると、「日本に警察無線がうまい奴がいるって言ったらハリウッドの人がOK出したらしいのよ」と大雑把に答え、本作についても「パトカーつぶれちゃったり、カーチェイスあり、人と人との絆も描かれてて・・・」とざっくりと見どころを紹介。

しかし「プロ野球の始球式もそうですが、高校野球もお好きですよね?」と振られると、「好き好き! 今日は高校野球やんなくていいの!?」と自ら代表ネタを提案。大阪バージョンとして「横浜高校対大阪桐蔭高校」をプレイボール。ピッチャーとバッターのやり取りから、「ベンチの渡辺監督が・・・」、「3年前に亡くなった長谷川部長も・・・」、「1時45分のニュースをお伝えします」、「横浜高校準決勝進出!」と、「ワイスピ」ファンで埋まった観覧席も大盛り上がり。

「大阪来て、何で横浜が勝つのよ? でも、この間は名古屋のイベントでも横浜高校が全国制覇してたからね」と、最後まで高校野球と横浜高校への愛をあふれさせたものの、「(このイベントのニュースの)タイトルは『柳沢慎吾、大阪でも暴走』だね。絶対に『暴走』が付くよね!」と、しっかりと「ワイスピ」とかけるフォローも。最後に「ワイスピ見て、いい夢見ろよ! あばよ!」と降壇するも、観覧席からの拍手に応えて2度も戻ってくるなど、サービス精神満載のまま「柳沢劇場」を閉幕した。映画は4月28日に公開される。

取材・文・写真/上地智

(Lmaga.jp)

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