「ミレニアム世代」宮崎が2発6打点 センバツV・大阪桐蔭 爆勝発進
「高校野球・春季大阪大会・1回戦、大阪桐蔭10-1八尾翠翔」(8日、久宝寺)
今春センバツで優勝した大阪桐蔭が大阪大会1回戦で八尾翠翔に10-1で七回コールド勝ちした。同校をけん引する00年生まれ「ミレニアム世代」の1人、宮崎仁斗外野手(2年)が2本塁打を含む3安打6打点の活躍を見せた。
同点の四回は左翼席へ決勝3ラン。七回には左越え3ランでコールド勝ちを決めた。「今は夏へ向けてしっかりやっているので」。チームはセンバツ制覇後も12年以来の春夏連覇へ向けて無休で練習しており、快勝に浮かれる様子もなかった。
センバツでは投手、内外野をこなす“3刀流”の根尾昂外野手、決勝で2本塁打の藤原恭大外野手ら2年生が大活躍。主に「2番・左翼」だった宮崎は、目立った働きができなかった。
中学時代はボーイズリーグ日本代表で主将も務めた実績を持つ好打者は「もう一回、日本一の景色を見たい。この流れのまま夏の頂点まで行きたい」と意気込む。今年の夏は同級生から主役の座を奪う。