「東都大学野球、中大6-0日大」(4日、神宮球場)
春季リーグ戦が開幕し、中大が昨秋優勝の日大に快勝した。中大の今秋ドラフト候補右腕・鍬原拓也投手(4年・北陸)が、4安打しか許さず完封した。
鍬原がリーグ戦初完封。151キロを計測した直球、シンカーも効果的で10三振を奪った。九回の投球練習中に右ふくらはぎをつりながらも投げきり「完封できるとは思わなかったけど、よく打ってくれたので楽に投げられた」と笑顔。
中日・中田スカウト部長は「球自体は文句なし。今日の投球なら、このままでもプロで戦力になれる」と称賛した。