履正社が初優勝 甲子園の悔しさ女子が晴らす 夏は男女アベックVだ

 第18回全国高校女子硬式野球選抜大会は2日、埼玉県の加須市民運動公園野球場で準決勝、決勝を行い、創部3年目の履正社(大阪)が1-0で昨年優勝の埼玉栄を破り初優勝を決めた。前日の甲子園で、男子は大阪桐蔭に敗れて準優勝に終わったが、女子が雪辱した格好になった。

 最終回は1死満塁のピンチも守り切った。優勝旗を手にした吉井温愛(はるえ)主将(3年)は「男子は強いけど、女子はあまり知られていなかったので、優勝旗を持ち帰れば頑張っていると知ってもらえます」と照れ笑い。足を使った攻撃と堅実な守りで勝ち上がっての全国23チームの頂点。決勝点も足でもぎ取った。3回2死から出た北山が盗塁し、吉井の右前打で生還した。

 部員16人で新時代を切り開いた。吉井主将は「夏は男子も女子も優勝できたらいい」と、春夏連覇&アベックを見据えた。

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