DeNA・クライン“KO” 課題の制球難が顔を出す 四回途中5四死球

 「オープン戦、西武-DeNA」(25日、メットライフドーム)

 DeNAの新外国人、フィル・クライン投手が先発したが、3回2/3を5安打5失点で“KO”された。

 三回までは149キロをマークした威力のある直球も駆使し、走者を出しても粘り無失点で切り抜けた。崩れたのは四回。先頭の中村から連続四球で一、二塁のピンチを背負い、その後は4安打を浴びて5失点を許した。この回の途中で降板を告げられた。

 右腕は「二回までは腕が振れ良かったのですが、三回以降は苦しい投球になってしまいました。投げ急いでしまい、リズムを崩してしまいました」と淡々とした口調で振り返った。 クラインは、ここまでのオープン戦3試合の先発で計13回1/3を投げ、18四死球と制球難を露呈していた。だがこの日も5四球など安定感を欠き、課題は解消されていなかった。

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