静岡・池谷、投打に主役 昨秋早実戦黒星の反省生かした

 「選抜高校野球・1回戦、静岡12-3不来方」(24日、甲子園球場)

 チームの要が投打に躍動し、快勝発進だ。静岡は先発全員の16安打12得点と大暴れ。エース池谷蒼大投手(3年)は、投げては7回1失点、打っては3安打1打点で勝利に貢献した。

 敗戦を糧にした。昨秋の神宮大会準々決勝・早実戦。池谷は緊張から自身を見失った。表情は硬く、球はうわずった。「力んでしまった」。序盤から制球が定まらず、修正しきれないまま敗れた。

 この日は初回に失点したが「すぐ切り替えられた」と引きずらず。相手が21世紀枠の不来方だったこともあり、球場はヒット1本で大いに沸いたが「そういうものだと思えた」。平常心で戦えた。

 「60点くらい。まだやれる」と池谷。まずは同校では戦後最高の8強超えが目標だ。

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