陽岱鋼、巨人移籍後初の実戦出場 2軍開幕戦で「1番・中堅」

 日本ハムからFA移籍した巨人・陽岱鋼外野手(30)が18日、川崎市のジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグ開幕戦のヤクルト戦で移籍後初の実戦出場を果たした。

 「1番・中堅」でスタメン出場し、第1打席は四球を選び、その後2死満塁から脇谷の右前打で先制のホームを踏んだ。三回の第2打席は遊ゴロに倒れ、四回の守備から交代。無安打で守備機会はなかったが「緊張感の中でプレーできて幸せ」と表情を緩ませた。

 宮崎キャンプ中の2月9日に下半身の張りを訴え、別メニュー調整に。その後、1軍の沖縄移動と同時に3軍に合流し、調整を続けてきた。

 「他の選手が楽しく野球をやっているのを見て、うらやましい気持ちもあった」と振り返り「これからどんどんペースを上げていきたい」と目標とする開幕1軍への意気込みを示した。

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