阪神の鳥谷敬内野手(35)が24日、甲子園球場に隣接する室内練習場で自主トレーニングを公開し、キャッチボールや打撃練習に汗を流した。昨年は遊撃の定位置を北條に奪われ、2012年から続いていた全イニング出場が途切れた。「ことしは勝負の年になる。ここでしっかり踏ん張れるかどうかが野球人生のポイントになる」と不退転の決意を口にした。
昨季はプロ入り後ワーストの打率2割3分6厘と精彩を欠いたが、本来の調子を取り戻せば、残り128本としている通算2千安打達成の可能性は高い。「ポジションは関係ない。しっかりレギュラーとして出られるポジションを見つけたい」ときっぱり。