鳥谷ラッキーカラー水色グローブで勝負!遊撃一本で巻き返す

 原点回帰や!!阪神・鳥谷敬内野手(35)が来季使用するグラブに水色の配色を使うことが30日、わかった。鳥谷を担当する久保田運動具店の和田卓也氏が提案。安定した守備を見せ、ベストナインに輝いた2010年モデルにも使用していたラッキーカラー入りのグラブで、背水のシーズンに臨む。

 今シーズンは終盤に4年目の北條に遊撃のレギュラーの定位置を奪われ、2013年から続いていたゴールデングラブ賞の受賞も逃すなど、鳥谷にとって屈辱にまみれた1年だった。復活を誓う来季。グラブを変える。好成績を残した2010年モデルに使われていた「水色」を再びあしらい、新たな一歩を踏み出す。

 04年の新人時代から鳥谷のグラブを手掛けてきた久保田運動具店の和田氏は「一応、その時(10年)が水色を使っている。勝手な自分の思いを込めて」と、17年用のグラブにラッキーカラーを入れることを提案。鳥谷も了承しているという。

 2010年は鳥谷にとってキャリアハイといえるシーズンだった。打率・301、19本塁打、104打点。ゴールデングラブ賞こそ広島・梵にさらわれたが、失策数は梵と同数の7個。遊撃のベストナインに輝いた。

 その活躍から6年後の今季は12失策を犯し、平凡なフライを落球するなど名手らしからぬプレーも見られた。このまま終わってほしくはない-。そんな和田氏の親心が、来年のグラブには込められている。

 今季終盤に三塁を守った鳥谷に対して、和田氏は色の他にグラブのサイズ変更も提案した。三塁を守るとなると、現在のサイズでは小さすぎるからだ。だが鳥谷は「変える気はない」と即答したという。「指先の感覚をすごく気にするので。(サイズが)大きくなればなるほど、先で捕った時の感覚が手に伝わらない」と和田氏。フィット感はそのまま維持される。

 来季に向けて鳥谷は「自分ができたことを取り戻してやれれば、勝負はできると思う」と、遊撃のレギュラー奪還に意欲を燃やしている。これ以上、背番号1を汚すわけにはいかない。名手復活へ、鳥谷がニューグラブを手に巻き返しを図る。

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