ロッテ三家、広島戦力外、独立リーグ経て…NPB復帰に「全力で」

 ロッテは12日、鴨川秋季キャンプの入団テストで合格した前阪神・柴田講平外野手(30)、前ソフトバンク・猪本健太郎内野手(25)、BCリーグ、前石川ミリオンスターズ・三家和真外選手(23)の3選手と来季の契約を結び、ZOZOマリンスタジアム内で入団会見を行った。柴田は年俸700万円、猪本、三家は500万円(金額は推定)。

 苦労人の三家がNPBに復帰した。「取りあえずホッとしていますが、気を引き締めてやっていかなければと思っています」。

 11年に育成4位で広島に入団したが、13年に右ひざのケガもあり戦力外通告を受けた。

 「野球をやりたい」という強い意志からBCリーグ・石川でプレーを続けた。今季は打率・248、5本塁打、26打点の成績を残して、ロッテの入団テストに挑戦して合格を勝ち取った。

 広島退団後はゲーム会社でアルバイトをした。「お金を大事に使う難しさが分かった。BCに入ってからは1年、1年が勝負とやってきた」という。

 周囲の関係者たちからの「まだできる」「頑張れ」の言葉を励みに、「24、5歳をメドにしてきた」と振り返った。

 「全力で必死でやる。野球への姿勢がアピールだと思います」。スイッチ・俊足に磨きをかけて、苦労人は1軍を目指す。

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