日本ハム栗山監督、阪神ドラ1大山に金言

 日本ハム・栗山英樹監督(55)が1日、阪神のドラフト1位・大山悠輔内野手(21)=白鴎大=に成功への“金言”を授けた。優勝報告会と特別講義のため、同大を訪問。講義前に大山と西武ドラフト2位・中塚駿太投手(21)と対面し、熱い言葉を送った。

 白鴎大初のドラフト1位選手の誕生。08年から同大経営学部教授を務める栗山監督(現在は休職中)は「本当に良かったよね」と満面の笑みを浮かべ、会話の内容を明かした。

 「あまりプロ野球がすごいと思わないでくれと。一番失敗するパターンは、プロはすごいところだと思って、すぐにその雰囲気に自分を変えること。それは一切、必要ない。自分に対する自信をなくす瞬間が、一番成長がなくなるので、それだけはないように、ということを伝えました」

 これまで、大成できずにプロ野球界を去る選手を何人も見てきた。自分に自信を持て-。説いた相手は自軍の選手ではない。だが、敵も味方も関係なく成功を願う、栗山監督らしいエールだった。

 日本一の功績をたたえられ、同校初の「特別功労賞」を贈呈された指揮官。大山ら450人を前にした特別講義では大谷らの秘話を披露。さらに「大山君は(別リーグの)阪神に行くので関係ないんですけど」とジョークを飛ばしつつ、“金の卵”に温かい視線を送った。

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