早実・清宮が神宮初アーチ 高校通算76号 2打席目も右前適時打

1回裏早実2死、清宮は右中間ソロを放つ=神宮(撮影・佐々木彰尚)
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 「明治神宮野球大会高校の部・決勝、早実-履正社」(15日、神宮球場)

 40年ぶりの優勝を目指す早実は主将・清宮幸太郎内野手(2年)が「3番・一塁」で先発出場。初回の第1打席で高校通算76号となる右越えソロ本塁打を放った。神宮球場では自身初アーチ。

 2死無走者で、履正社の先発左腕・松井百代投手(2年)からカウント1-1後の3球目、真ん中低め134キロの速球をコンパクトにたたくと、打球は低い放物線を描きながら右翼スタンドへ飛び込んだ。

 清宮は履正社・安田尚憲内野手(2年)の3ランで1-4と逆転された後、三回の第2打席で無死一、三塁から右前へ痛烈なタイムリーヒットを放つと、次の野村大樹内野手(1年)の中越え2点適時二塁打で前を行く走者と重なるように同点のホームイン。

 早実はさらに、小西優喜外野手(2年)、中川広渡投手(1年)の適時打でこの回5点を奪って再逆転した。

 初優勝を狙う履正社はベンチスタートの主戦・竹田祐投手(2年)が4-6と再逆転された後の三回2死から登板した。

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