帝京五 センバツ当確も四国制覇夢散…エース岡元まさか1回もたずKO

 「高校野球秋季四国大会・決勝、明徳義塾11-2帝京五」(30日、松山中央公園野球場)

 まさかの大量失点だった。連投となった帝京五(愛媛)のエース左腕・岡元健太朗投手(2年)が本調子からほど遠く、初回に1アウトしか取れず6失点で降板。明徳義塾打線に集中打を浴び、計11失点の完敗で四国制覇の夢は砕け散った。

 「岡元は疲れからか球威がなかった」と小林昭則監督(49)。元ロッテ投手の指揮官は就任1年目でチームを四国大会決勝まで導き、48年ぶりとなる来春センバツ出場に当確ランプをともした。手応えを感じながら今夏甲子園4強の明徳義塾にぶつかったが、「力の差がありすぎました」と悔しそうに話した。

 「みんな課題が見つかったはず。そこを修正して力をつけたい」と4番・篠崎康捕手(2年)。憧れの舞台を見据えながら、冬場に戦力アップを図る。

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