初出場のクラーク国際 三浦雄一郎校長を“アルプス”スタンドへ
第98回全国高校野球選手権大会の甲子園練習が1日、スタートし、北北海道代表で初出場のクラーク国際が聖地の土を踏んだ。創部3年目の快挙で、校長はプロスキーヤーで登山家の三浦雄一郎氏(73)。佐々木啓司監督(60)は初戦の応援に、三浦校長が駆けつけることを明かした。
「まだ直接話はしていませんが、喜んでいらっしゃると思います。甲子園出場はエベレストに登るのと同じくらいと言われていたので」と明かした佐々木監督。三浦校長は野球にも精通しており「初戦の時には来られる予定になってます」と明かす。
「うちのOBが言っていたんですが、『三浦校長には違うアルプスに登ってもらいます』と。北海道に来られるのは冬になってから。夏は体力作りでお忙しいと思うので」と語ったように、校内では大きな盛り上がりを見せているという。
生徒たちは冬場に三浦校長と一緒にスキーを行っており「自分の目で見て判断する。緊張感を持ってスキーのトレーニングをやれていた」と佐々木監督。同監督は駒大岩見沢で“ヒグマ打線”を作り上げた指揮官。「ヒグマとまではいかないけど、小熊くらいになってくれれば」と生徒に期待を寄せていた。


