常総学院・鈴木昭10K完封発進 復活証明!阪神など10球団視察

 「高校野球・茨城大会2回戦、常総学院2-0土浦湖北」(12日、水戸市民球場)

 茨城では、今春センバツ出場の常総学院が初戦を突破した。ドラフト候補の最速143キロ左腕・鈴木昭汰投手(3年)が10奪三振で5安打完封。センバツ後に肘と肩の不安でノースロー期間もあったが、復活の好投を見せた。昨夏代表の花巻東(岩手)、藤井学園寒川(香川)が初戦の2回戦で敗れた。

 頼れる背番号1が戻って来た。完封で勝利を決めた瞬間も笑顔すら見せず、常総学院・鈴木昭は淡々とあいさつの列に加わった。「夏なので勝てればOKだけど、ふけ上がる球が多かった。もう一回、確認していきたい」。まず反省が口をつくところに、大黒柱の自負がにじんだ。

 キレと制球が持ち味の左腕が、パワーアップを遂げた。140キロ前後の直球は球威十分。高めの球に、何度も相手は手を出した。大会終盤を見据え、変化球はスライダーのみに限定。ほぼ力勝負で10三振を奪い、三回無死満塁のピンチも動じずに切り抜けた。約8割を占めた直球には「キレは戻ってきたのかな」と納得した。

 センバツ初戦敗退後は左肘と左肩の状態が思わしくなく、2週間ノースロー。県大会はベンチを外れた。その期間に、ポール間走やダッシュなど、冬場並みの走り込みを敢行。「きつかったけど、キレが出て引き締まった」という効果を、阪神など10球団のスカウト陣、U-18日本代表の小枝守監督が視察した夏の初戦で証明した。

 中3時はU-15日本代表に選出。ドラ1候補右腕の横浜・藤平らがチームメートだった。最近になって連絡を取っていないのも「甲子園に行くためだけに、焦点を置いてやっていけたら」と集中するため。復活を遂げたエースが、名門を3年ぶりの夏の聖地に導く。

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