日本ハム、ON砲アベック弾もドロー
「日本ハム6-6ソフトバンク」(4日、札幌ドーム)
日本ハムは、今季初となる中田、大谷のON砲アベック弾も実らず、逃げ切りに失敗。4時間45分に及んだ延長十二回引き分けを栗山監督は「勝ちきれない悔しさがある。立ってるのがしんどかった」と疲労困ぱいの表情で振り返った。
一発攻勢で先発の和田を沈めた。三回、中田が左翼席へ4号ソロ。六回には大谷が右中間席へ4号ソロを突き刺した。陽岱鋼、レアードもアーチをかけて最大3点差をひっくり返したが、九回にマーティンが2度のボークと味方の失策で同点に追い付かれた。
九、十一回と2度のサヨナラのチャンスで凡退した中田は「見てのとおり。話すことはないよ」と険しい表情。対照的に大谷は「勝ちに等しい引き分け。(3回無失点リリーフの)榎下さんがすごかったです」と前を向いた。