西武の岸孝之投手（３１）が１１日、ソフトバンク・柳田悠岐外野手（２７）との対決を前に「四球ＯＫ」で臨むことを明かした。１２日の同戦に先発する右腕は「無理に勝負はしない。四球なら問題ない」と強調。スラッガーを徹底マークする。

　３月２９日の対戦では初回に四球で歩かせて後続を封じた。その後の２打席も二ゴロと遊飛に打ち取り、７回無失点で今季初勝利。「前回も四球なら気にしないという攻め方。今回も同じ意識でいく」。復調気配の大砲を波に乗せないために警戒は緩めない。

　今季は開幕から２戦２勝で、１６イニング連続無失点と好調をキープ。「投げる以上、点は与えたくない。カードの初戦を勝てば、チームの今後にもつながる」。昨季の日本一チームを封じて開幕３連勝を飾る。