金子2世だ!オリ・ドラ4青山に高評価
オリックスのドラフト4位・青山大紀投手(21)=トヨタ自動車=が20日、神戸市の青濤館で行われた新人合同自主トレで初めてブルペン入り。見守った酒井勉投手コーチ(52)は“金子二世”と高評価した。
ブルペンから出てきた酒井コーチの顔がほころんでいた。「ときめいたね。こんなの久々だよ。素晴らしいね」。捕手を立たせたまま投げた31球にハートをわしづかみされた。
「金子に似ている。腕の振り、肘の使い方とか。ゆったりとしたフォームからキレのいい球を投げるところも。楽しみだね」
青山と金子。共通点は多い。高校からトヨタ自動車を経てオリックス入り。MAX148キロの速球に多彩な変化球が武器。社会人出身ながら、球団は2、3年後を見据えて獲得したという点も、右肘の故障で投げられなかった金子とそっくりだ。
青山は「いい感じで投げられました。金子さん似?マネをしていたときはありました。左腕を下げながら投げるところが似ているのかも。ずっと目標の人なんでうれしいです」と照れ笑いした。
佐藤世と並んで新人では最後のブルペン入り。じっくりと体をつくってから入った成果はあった。青山株が急騰気配だ。